公開講演会「社会や政治への『参加のバリエーション』を増やす」
INFORMATION
「18歳選挙権」の実現や新科目「公共」の設置、道徳教育の義務化、地方創生の実現に向けた学校地域協働の推進や地域問題解決学習の広がりなど、シティズンシップ教育に関わる社会動向には大きな変化が見られる。こうした状況下だからこそ、様々な視点の人々との対話を通じ、「見晴らし」をよくした上で、自らの現場でどのような目的?目標を掲げて、どのような教育実践や参画推進、政策立案を行えばいいのかを考えたい。そこで今回は、「市民の参加」に着目する。各地で様々な「参加のカタチ」が見受けられ、市民の社会参加の重要性やそのための学習、教育の必要性が語られる場は広がっている。
模擬投票や模擬請願、ボランティア活動、若者議会など、参加の学習/実践の方法が増えつつある一方で、これらの傾向から一定のパターン化も想定されている。日本での実践や海外の事例を踏まえ、これからの参加のバリエーションと実践していくための方法を参加者と一緒に考えていきたい。
既に日本各地では様々なシティズンシップ教育の実践や研究、政策形成が展開されてきている。異なる観点や力点で動いている関係者が集まり、議論を交わしながら、その多様性を日本のシティズンシップ教育の発展への活力としていければと願って開催する。
講師
キーノートスピーカー
青山学院大学教育人間科学部特任教授
水山 光春 氏
京都教育大学附属桃山中学校教諭、京都教育大学教育学部助教授、同教授を経て同名誉教授、2018年より現職。専門は学校教育、市民性教育(シティズンシップ教育)、社会科教育、環境教育。
松本工業高校教諭
有賀 久雄 氏
松本工業高校教諭としてシティズンシップ教育に従事。
NPO法人ヒューマンフェローシップ代表理事
岩本 真美 氏
NPO法人ヒューマンフェローシップ代表理事。ソーシャルビジネスプランコンペティションSTYLE2004優秀賞、日経ウーマンオブザイヤー2008受賞、人間力大賞2010受賞。社会保障国民会議所得確保?保障分科会委員、横浜市こども若者支援協議会委員、藤沢市こども問題協議会委員など歴任。
コメンテーター
21世紀社会デザイン研究科特任准教授
稲葉 剛
コーディネーター
NPO 法人わかもののまち代表理事
土肥 潤也 氏
NPO法人わかもののまち代表理事、日本シティズンシップ教育フォーラム運営委員。
詳細情報
名称
対象者
申し込み
- 事前申し込み 不要
- 参加費 無料
主催
共催
お問い合わせ
21世紀社会デザイン研究科委員長室
(月~木)11:30~18:00